ジョイクラフトの創業以来の16年は、いかにして多くの方々にインフレータブルボートのよさを知っていただくか、ボート遊びの楽しさを感じていただくか、新たな扉を開き続ける歴史でした。
業界を変えることとなった最初の扉は、電動ポンプの標準装備。これにより遊びの前のわずらわしさからボーターを解放。すぐに他社が追随しましたが、インフレータブルボートに多くの方々の目を向ける契機になったと自負しております。
次なる扉は、オリジナルランチングホイールの開発です。組み立てたボートをどれだけ楽に一人で水辺まで運べるようにするか。ホイールのみならず、リフティングハンドルの形状や位置、台座の取り付け方まで徹底的に考慮し、他に類を見ない快適な運搬システムが完成しました。
第三の扉は、未来を担う子どもたちへ向けて開きました。安全な免許不要艇を開発し、子どもたちにボート操縦の楽しさを経験してもらうイベントへの継続的な取り組みです。安全な水域で適切な指導のもと行われるボート遊びは、子どもたちにとって素晴らしい体験となっています。
さらに、多くの方々に乗っていただくには、なによりもボートそのものが魅力的でなければなりません。デザイン、素材、安全性、機能性、価格、すべてを徹底して磨き最高のボートを目指す。これは創業以来今日まで、たゆまず繰り返していること。ジョイクラフトが未来へ向け開き続けている扉です。
2014年の当社ラインナップでは、たくさんの方から支持をいただいていた名艇「フリード」をグレードを上げて復活。他にも幅を拡げて安定性を高めたモデルをオレンジペコに投入するなど、さまざまな扉を開き、さらなる充実を図っています。
ジョイクラフト(株) 代表取締役 郡山紘一
西福岡マリーナ マリノアで昨年開催された「第3回九州UMIアカデミー」に協賛した際の様子。ジョ イクラフトは、子どもたちが小さいころからボートに触れることをお手伝いします。 |